Monthly Archive: 1月 2012

drop_cachesの必要性

上のグラフは公開しているmrtgのうち、メモリの使用量を月毎に表したもの。緑が物理メモリの空き量、青の実線がSWAPの空き量なのだが、見ての通り今年の第1週から徐々に空きが減っているのがわかります。

原因はdrop_cachesのcron実行を止めたから。これまで自分はメモリの空き容量確保のため、簡単な実行プログラム

/root/caches_crear.sh
#!/bin/sh
/bin/sync
/bin/sync
/bin/sync
/bin/echo 1 > /proc/sys/vm/drop_caches
sleep 20
#
/bin/sync
/bin/sync
/bin/sync
/bin/echo 1 > /proc/sys/vm/drop_caches

こんなん書いてcronで定期的に実行することで、適当な空き容量を確保してたんですよ。でも実際はこのメモリの内役的にはプログラムが掴んでるだけじゃなくて、ページキャッシュも含まれてるらしいじゃないですか。あとダーティキャッシュも。

システムの高速化を助けるページキャッシュをdrop_cachesでクリアしてしまうのは、逆によろしくないんではないかと思い立ったのがちょうどこの1週目の中ごろなわけです。

で、約1カ月クリアなしでどうなるかと様子を見ていたんですけど、見ての通り少しずつメモリが減っていき、今日見たらかなり切ない残量になっていたんで、やっぱりcronを復活させることにしました。メモリが底をついてswapとか発生したらさらに切なそうだから。

とりあえず数十分に一回という高頻度でクリアしてたのを、週1に変更して様子を見ることにします。

NINOXナイター<プラクティス>

ストレス発散に、NINOX行ってきました。今シーズン4回目も、ナイターです。

中斜面 でも問題なく滑れるようになりたかったので、ひたすら反復練習するつもりで行きました。

ナイター時も滑れるジョイフルコース は、中級者用とはいうものの斜度はそんなにないので中斜面初心者用って感じで練習にはもってこいです。

しかも今回は家に転がってた初代ipod touchにスノボ解説サイトを保存して持って行きました。これがなかなか便利で、リフト乗車中に次の練習の確認をすることもできるのです!

 

そんな感じでひと滑り、ひとターンごとに動きを確認し、ひたすら反復練習です。いや、これが意外と楽しいんですよね。

ノーズドロップ→直滑降になる頃に右足に荷重&角付け→ターン後半から斜面と平行になる頃にかけ、少しずつ抜重~荷重を左足上方に移動→左足荷重になったら再びノーズドロップ、その左足が次のターンの回転軸になる→再び角付けと右足荷重・・・てな感じに、常に自分の動きを意識しながら滑ります。また、リフトの上では

「ターン後に山側に切りあがらず、コース端までスピードが落ちずに流れちゃったな・・・なぜだろう 。」

「そうか角付けが足りなかったからか。次はしっかり角付けするようにしよう」

「でもターン時は右足荷重だから角付け難しいよなぁ・・・」

なんて一人反省会をしてました。

おかげでまだスムーズにはいきませんが、「りろんはしってる」 って感じで「こう滑りたい」が具体的に頭に描けるようにはなりました。あとはその理想が体に反映されるまでひたすら反復練習するのみかなぁ。

でもまだまだ課題はあります。 いまはそんな感じでゆっくり降りてきてるために滑りに勢いがなく、どうしても角付けなんかはターンの後半、ボードが直滑降になるあたりからしかできません。これがスムーズに滑れるようになったときに、はたしてエッジの切替時から角付けを始められるようになるかは、まだ体が一度も感じてないので想像もつかないのです。

 

そんなわけで、腿がパンパンになって斜面の凸凹を吸収できなくなってきたのを感じてきたところで引き上げることにしました。

いやー、なかなか実りのあるナイターでした。さあて次回もどっかで一人反復練習、がんばるぞー。

俺流スノーボードワックス

俺流のスノーボードワックスの掛け方など。

単に俺はこうやってるってだけで、別にお勧めするわけではないので、真似して滑りが悪くても文句言わないでね。

1.掃除とワックス除去

下準備として、前回滑走分の汚れとワックスをまとめてワックスリムーバーで除去します。手順はボードの滑走面にスプレータイプのワックスリムーバーを噴霧し、なじむまで1分ちょっと置いてから丹念にふき取るだけ。特に専用の布なんかは使わず、キッチンペーパーで拭き取ってます。

何度か紙を換えながら丹念に拭き取るとこんな感じ↓にカサカサになります。

2.下地づくり

ここからがワックスがけ作業になります。まずは本来ホットワックスとして使う固形ワックスを滑走面全体に直塗りします。固形ワックスはかなり固いので、全体にヌルにはかなりの労力を必要とします。ちなみに自分はIGNIOの新雪用とかいうのを使ってます。

ひと通り塗り終えても、こんな↓風にまだらになってます。

このまだらを均すため、 かつ、板にワックスを染み込ませるため、コルクでコシュコシュと擦ります。 板の滑走面は目に見えない細かい穴が開いていて、これが人の肌のように 温めると開いて冷やすと閉まるんだそうな。コルクでこすると滑走面とコルクの間に摩擦熱が発生し、その熱が滑走面の穴を広げるとともにワックスを溶かしてその穴に染み込ませる・・・んじゃねーの?

まあそんな感じでこすると↓のように馴染んでテカテカします。部屋をあらかじめ温めてたり、コルクを暖房の風で温めると多少馴染ませやすくなります。

次に、ブラシで余分なワックスを削って掻き出します。

目で見てわかる通り、滑走面って細かい筋が縦方向に入ってるじゃないですか。この溝が横方向への抵抗となって縦方向に進行しやすくなると思うんですけど、コルクでこすったまでの段階だと この溝がワックスで埋められてまっ平らになっちゃうと思うんですね。だもんで、 ブラシで削り出すことでこの溝の余分なワックスを掻き出せば、この溝が復活するんじゃね?って思うわけですよ。

どれだけ削り出すかの目安としては、ブラシを縦に押し当てるようにこするとワックスが残ってる部分はググっと抵抗を感じるはずなので、それが感じなくなるまでです。

で、 掻き出すと細かいワックス粉が出るので、これを拭き取ります。こっちは溝に残さないよう、ガリウムのファイバーテックスを使っています。

これで前半戦終了です。ぱっと見これでいんじゃね?って艶が出てますけど、これは飽くまで下地なのです。

3.滑走用ワックス がけ

さて、次にこの上にスプレーワックスを重ねがけします。理由は分かりませんが、なんとなく固形ワックスだけじゃ心もとないので、この上のスプレーワックスがメイン、その下の固形ワックスは飽くまで下地、と思い込みながら重ね塗りすることにしてるんです。

というわけで、スプレーを押し当ててワックスを出しながら、先っちょのスポンジで それを全体に薄く塗り広げます。ワックスを溶かすための有機溶剤がさっき作った下地も溶かしてるんじゃないかと思いながらもそこは思考停止させてひたすら塗ります。

乾くまでしばらく休憩したら、再びコルクでコスコス擦ります。テカテカするまで頑張って擦ります。

擦ったらまたブラシで余分なワックスを掻き出します。ラストスパートです!でも最初のブラッシングほどには粉は出ないと思います。

最後に削りカスをファイバーテックで拭き取ったら フィニッシュです。お疲れさまでした。

これ明らかにホットワックスより手間も労力もかかってるだろって感じですが、ホットワックスほどによく滑って長持ちもするかといえば、たぶんそんなことはないです。てかむしろ滑らねえ。たぶん。

でも ホットワックスと比べたことないからこれでも十分幸せになれます。長持ちさも、後半「滑らんなってきたな~」なんて思えるほどのレベルじゃないし、そもそもそんな頃には足の疲れとかで滑らない理由が別にあると思うようになってるので、あんまり気にしないです。それに(今回は違うけど)次の日滑りに行くのをwktkしながらワックス掛けるのもなかなか楽しいもんですよ。

村上市営ぶどうスキー場

今シーズン3度目のボードに、村上市営ぶどうスキー場に行ってきました。
昨シーズンの終わりに1度行ったので、1年ぶり2回目です。
林道以外すべて中~上級コースということで、今シーズンの目標「中級者用斜面でもなんなく滑れるようになる」にはもってこいの練習コースです。

今回は12/30にわかぶなに行った友人と一緒に滑る予定で10時に現地集合だったのですが、あちらは山形からはるばる来るということで、多少の遅延は覚悟でPSPを持って行きました。
案の定間に合わないということで、エンジン切った車の中で、寒いんでボードウェア着込んでMHP3やりながら待ってました。結局彼が到着したのは12時前。10時前から待ってた自分はゆうに2時間車の中で待ってたのでした。

特に腹も減ってなかったので、落ち合った後そのまま滑走開始。
前回持っていき忘れたビデオカメラ「playsports」で撮影しながら、たんまり滑って来ました。
いや~、足が痛い。中斜面、辛いっす。

でも収穫はありました。
↑の動画は友人に撮ってもらった自分の滑走の様子。

ちなみにこちら↓は同じ場所での友人の滑走の様子。

 

違いは一目瞭然ですね。
自分ではそれなりにうまく滑れていたつもりだったのですが、実際こうやって動画で見てみると、やはりその問題点がよくわかります。
特にわかりやすい問題がこの↓ポイント。

 

 

スピートが上がってしまうのが怖いもんだから、ついドロップを早く終わらせてサイドスリップに移行、そのまま木の葉の要領でゆっくりベタ降りして、またターンは後半テールを押し出してサイドスリップに移行、ベタ降りです。
本来はヘッドが進行方向向くまでゆっくり待って、スピード調整は斜滑降からJターンの要領で切りあがるほど横移動し、スピードが落ちたところでヘッドをドロップさせる、って感じみたいですね。コース幅が狭くて十分にスピードが落とせない場合なんかはどうすんでしょう?わかりません。

まぁそんな感じで、今後の練習の課題が見えたので非常に実りある滑走になりました。

が、帰りにゆっくり朝日まほろば温泉入って帰ったら遅くなっちゃったもんで、嫁に怒られました。
御免よ。今度はちゃんと早く帰って息子も風呂入れるよ。

ナイター@国設胎内スキー場

11-12シーズン第2段は国設胎内スキー場です。
しかも初めてここのナイター行ってきました。

昨シーズンまで自分のメインスキー場だったんですが、その中のメインゲレンデ「小倉沢コース」が先の豪雨で土砂崩れに見舞われ、今シーズンは通行止めに。とりあえずナイター営業なら「第3ゲレンデ」のみ滑走可能なので、まずはナイターで行くことにしました。
 
いやー、でもあれだね!飽きるね!
 
「カービングターンを上達させる」「中級者用斜面でもなんなく滑れるようになる」という2つの目標を達成するための練習にこのコースはたしかにちょうどいいんですけど、やっぱり10本も滑ると飽きる飽きる。しかも見てくれる仲間もいないんで、今の自分の滑りに対する指摘ももらえず、だんだん
(´・ω・`)な気分になってきたので時間いっぱいは滑らず帰って来ちゃいました。
次回は昼間来るか、友達と来よう。ビデオ撮ってもらおう。そうしよう。

 

ちなみに

受付にレル子さんがいました。